【H27改定・老健】療養食加算

【報酬告示】
療養食加算 18単位
注 次に掲げるいずれの基準にも適合するものとして都道府県知事 に届け出た介護老人保健施設が、別に厚生労働大臣が定める療養食を提供したときは、1日につき所定単位数を加算する。
イ 食事の提供が管理栄養士又は栄養士によって管理されてい ること。
ロ 入所者の年齢、心身の状況によって適切な栄養量及び内容 の食事の提供が行われていること。
ハ 食事の提供が、別に厚生労働大臣が定める基準に適合する 介護老人保健施設において行われていること。

【解釈通知】
療養食加算について
2の(13)を準用する。 なお、経口による食事の摂取を進めるための栄養管理及び支援が行われている場合にあっては、経口移行加算又は経口維持加算を併せて算定することが可能である。

2(13)療養食加算について(短期入所生活介護)
① 療養食の加算については、利用者の病状等に応じて、主治の医師より利用者に対し疾患治療の直接手段として発行された食 事せんに基づき、利用者等告示に示された療養食が提供された 場合に算定すること。なお、当該加算を行う場合は、療養食の 献立表が作成されている必要があること。
② 加算の対象となる療養食は、疾病治療の直接手段として、医 師の発行する食事箋に基づいて提供される利用者の年齢、病状 等に対応した栄養量及び内容を有する治療食(糖尿病食、腎臓 病食、肝臓病食、胃潰瘍食(流動食は除く 、貧血食、膵臓病 食、脂質異常症食、痛風食及び特別な場合の検査食をいうもの であること。
③ 前記の療養食の摂取の方法については、経口又は経管の別を 問わないこと。
④ 減塩食療法等について
心臓疾患等に対して減塩食療法を行う場合は、腎臓病食に準じて取り扱うことができるものであるが、高血圧症に対して減 塩食療法を行う場合は、加算の対象とはならないこと。
また、腎臓病食に準じて取り扱うことができる心臓疾患等の 減塩食については、総量6.0g未満の減塩食をいうこと。
⑤ 肝臓病食について
肝臓病食とは、肝庇護食、肝炎食、肝硬変食、閉鎖性黄疸食(胆石症及び胆嚢炎による閉鎖性黄疸の場合を含む。)等をいうこと。
⑥ 胃潰瘍食について
12指腸潰瘍の場合も胃潰瘍食として取り扱って差し支えない こと。手術前後に与える高カロリー食は加算の対象としないが、 侵襲の大きな消化管手術の術後において胃潰瘍食に準ずる食事 を提供する場合は、療養食の加算が認められること。また、ク ローン病、潰瘍性大腸炎等により腸管の機能が低下している入所者等に対する低残さ食については、療養食として取り扱って差し支えないこと。
⑦ 貧血食の対象者となる入所者等について
療養食として提供される貧血食の対象となる入所者等は、血 中ヘモグロビン濃度が10g/dl以下であり、その原因が鉄分の 欠乏に由来する者であること。
⑧ 高度肥満症に対する食事療法について
高度肥満症(肥満度が+70%以上又はBMI(BodyMassIndex)が35以上)に対して食事療法を行う場合は、脂質異常症食に準じて取り扱うことができること。
⑨ 特別な場合の検査食について
特別な場合の検査食とは、潜血食をいう他、大腸X線検査・ 大腸内視鏡検査のために特に残さの少ない調理済食品を使用し た場合は、「特別な場合の検査食」として取り扱って差し支え ないこと。
⑩ 脂質異常症食の対象となる入所者等について 療養食として提供される脂質異常症食の対象となる入所者等は、空腹時定常状態におけるLDL―コレステロール値が140 mg/dl以上である者又はHDL―コレステロール値が40mg/dl 未満若しくは血清中性脂肪値が150mg/dl以上である者である こと。