【H27改定・通所リハ】生活行為向上リハビリテーション実施加算

【報酬告示】
別に厚生労働大臣が定める基準に適合し、かつ、別に厚生労 働大臣が定める施設基準に適合しているものとして都道府県知 事に届け出た指定通所リハビリテーション事業所が、生活行為 の内容の充実を図るための目標及び当該目標を踏まえたリハビ リテーションの実施内容等をリハビリテーション実施計画にあ らかじめ定めて、利用者に対して、リハビリテーションを計画 的に行い、当該利用者の有する能力の向上を支援した場合は、次に掲げる区分に応じ、1月につき次に掲げる単位数を所定単 位数に加算する。ただし、次に掲げるいずれかの加算を算定し ている場合においては、次に掲げるその他の加算は算定せず、 短期集中個別リハビリテーション実施加算又は認知症短期集中 リハビリテーション実施加算を算定している場合においては、 算定しない。

イ リハビリテーション実施計画に基づく指定通所リハビリテ ーションの利用を開始した日の属する月から起算して3月以内の場合  2,000単位
ロ 当該日の属する月から起算してから3月を超え、6月以内の場合  1,000単位

※ 別に厚生労働大臣が定める基準の内容は次のとおり。 指定居宅サービス介護給付費単位数表の通所リハビリテーション費 の注9の厚生労働大臣が定める基準
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
イ 生活行為の内容の充実を図るための専門的な知識若しくは経験を有する作業療法士又は生活行為の内容の充実を図るための研修 を修了した理学療法士若しくは言語聴覚士が配置されているこ と。
ロ 生活行為の内容の充実を図るための目標及び当該目標を踏まえ たリハビリテーションの実施頻度、実施場所及び実施時間等が記 載されたリハビリテーション実施計画をあらかじめ定めて、リハ ビリテーションを提供すること。
ハ 当該計画で定めた指定通所リハビリテーションの実施期間中に 指定通所リハビリテーションの提供を終了した日前一月以内に、 リハビリテーション会議を開催し、リハビリテーションの目標の 達成状況を報告すること。
ニ 通所リハビリテーション費におけるリハビリテーションマネジ メント加算(II)を算定していること。

※ 別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。 指定通所リハビリテーションにおける指定居宅サービス介護給付費 単位数表の通所リハビリテーション費の注9に係る施設基準
リハビリテーションを行うに当たり、利用者数が理学療法士、作 業療法士又は言語聴覚士の数に対して適切なものであること。

【解釈通知】
注9の加算について
① 注9の「生活行為」とは、個人の活動として行う排泄、入浴、調理、買物、趣味活動等の行為をいう。
② 注9の加算におけるリハビリテーション(以下「生活行為向上リハビリテーション」という。)は、加齢や廃用症候群等に より生活機能の1つである活動をするための機能が低下した利 用者に対して、当該機能を回復させ、生活行為の内容の充実を 図るための目標と当該目標を踏まえた6月間のリハビリテーシ ョンの実施内容をリハビリテーション実施計画にあらかじめ定 めた上で、計画的に実施するものであること。
③ 生活行為向上リハビリテーションを提供するためのリハビリ テーション実施計画の作成や、リハビリテーション会議における当該リハビリテーションの目標の達成状況の報告については、 厚生労働大臣が定める基準第28号イによって配置された者が行 うことが想定されていることに留意すること。
④ 通所リハビリテーション計画の作成に当たっては、注10の減 算について説明した上で、当該計画の同意を得るよう留意する こと。
⑤ 本加算の算定に当たっては、リハビリテーションマネジメン ト加算の算定が前提となっていることから、当該加算の趣旨を 踏まえ、家庭での役割を担うことや地域の行事等に関与するこ と等を可能とすることを見据えた目標や実施内容を設定するこ と。
⑥ 本加算は、6月間に限定して算定が可能であることから、利 用者やその家族においても、生活行為の内容の充実を図るため の訓練内容を理解し、家族の協力を得ながら、利用者が生活の 中で実践していくことが望ましいこと。
また、リハビリテーション会議において、訓練の進捗状況や その評価(当該評価の結果、訓練内容に変更が必要な場合は、 その理由を含む。)等について、医師が利用者、その家族、構 成員に説明すること。
⑦ リハビリテーション実施計画に従ったリハビリテーションの 評価に当たっては、利用者の居宅を訪問し、当該利用者の居宅 おける応用的動作能力や社会適応能力について評価を行い、そ の結果を当該利用者とその家族に伝達すること。なお、当該利 用者の居宅を訪問した際、リハビリテーションを実施すること はできないことに留意すること。